SDS シンガポールで就職

矢崎早人さん (40代)

勤務先
日系大手物流会社
業務内容
IT Business Solution Manager
就職のきっかけ
5歳の娘がマレーシア・ジョホールバルのインターナショナルスクールに母子留学することになり、父親である私も近くにいられるようにジョホールバルもしくはシンガポールで就職することを考えました。
渡航前準備
履歴書(日文・英文)、職務経歴書のほか、TOEICを複数回受験してスコアを上げました。幸運にも渡航せずにスカイプ面接のみで内定をいただきました。渡航前は上海の事業会社で8年半ほど副総経理をしていましたので、渡航までの間は仕事の引継ぎを丁寧に行いました。
全体の流れ
2017年2月 大手人材紹介会社複数社に
       登録、履歴書と職務経歴書を作成
2017年8月 SDSに登録、
       職務経歴書は常にアップロード
2017年10月 現在就業している会社と
       スカイプ面接、内定をいただく
2017年11月 シンガポールの就業ビザ(EP)が
       下りる、退職届を提出
2018年1月  新職場へのご挨拶と部屋探しのため
      シンガポールへ渡航
2018年2月  新職場での就業開始

※エントリーした会社数30社以上、
面接した会社4社
現在の仕事
日系大手物流会社倉庫のIT Business Solution Managerとして新システムの立ち上げやメンテナンス、倉庫のオペレーションの改善、人材育成、営業サポート、各種統計資料のとりまとめ、ビルマネジメントサポート等を行っています。日本や中国と違うところは、他民族のスタッフで構成された職場であることです。また、隔週で土曜日の半日出勤があること(シンガポールでは割と一般的なようです)。
シンガポール生活
1日の流れ
6:30 起床
7:45 家を出る、近くのMRT駅から会社の
             通勤バスに乗って倉庫に出勤
8:30~17:45 業務時間
19:00 夕食を済ませて帰宅
帰宅後は業務時間にやりきれなかった仕事を行う
23:00 就寝
※週末はマレーシア・ジョホールバルに移動し、妻と娘と一緒に家族の時間を過ごす。

生活のいい点
職場でも生活の場でもマンダリンが使えること。職場では英語の他にマンダリンで会話すると相手に親近感を持ってもらえるメリットがあります。
また、中国に比べて空気がきれいで湿度が高いこと。肌が若返ったような気がします。
街中に緑が多いこと。

生活の悪い点
MRTのスピードが遅く時間がかかること。
また工事等でよく止まること。
買い物の支払いの際のレジでの行列が長いこと(中国ではほとんど電子決済だったので並ぶ時間が短かったため)。
SDSについて
照沼さんと私は同世代で出身地も近く、とても親近感を持てました。また、面接の手配やその後のビザ申請に関する連絡なども迅速かつ細やかにアドバイスいただき大変助かりました。
他の人材紹介会社から紹介いただく案件は、エージェントの方が求人企業の状況やニーズをよくご存じないまま紹介いただくことがありましたが、照沼さんは求人企業とよくコミュニケーションを取られた上でご紹介いただけるので、とても安心感がありました。
アドバイス
シンガポールに限った話ではないと思いますが、ぜひ諦めずに活動を続けてください。特に40代以上のミドルの転職は以前よりもチャンスが増えたとはいえ簡単ではありません。目の前の案件で一喜一憂せず、広い視野で最適な就職先をお選びになることをお勧めします。